*いつだって愛してる*
 

やっと、欲しかった本を手に入れた。

「いつだって愛してる」主婦の友社

本当に運命な二人なんだなぁ〜て。

著者(エマ)の母が父と文通していた手紙が、引出しから出てきた。
母をどれだけ大切に思っているかというかというのが伝わってきた。
とても胸が熱くなった。

全米で本当にあった、感動のラブストーリー。

やっぱり手紙って、Eメールと違って
あったかさが伝わる。

一番良かったのが、最後に書いた手紙。
本当に愛しているのがあつくあつく伝わってきた。
二人の馴れ初めもいい。笑っちゃうくらいずっと一緒にいて
出逢って一年たたないうちに挙式をあげる。

手紙でも、愛がたくさん溢れていて
二人の絆が固かった理由が伺えた。


母のお腹にエマがいることを父が知っていた。
エマのいうとおり、理想の父そのままで良かった・・・。
望んで産まれてくる赤ちゃんで良かった。
母が幸せな人生を送れてよかった。
子供の成長を見届けることはできなかったけど
いつでも、心の中に父は生きている。
愛情たっぷりのユーモアたっぷりな(父)ジャック。

*唯川 恵*
 

唯川恵さんに惚れた理由

「唯川恵さんとの出会いは、「LOVERS」祥伝社から
出ていた本を読んだときです。

そろそろ新しい作家を読みたい!!と思っていてこの本を選びました。 

・・・あなたは今、恋してますか? 
初恋、片思い、結婚前提の恋、不倫の恋、そして理想の恋……。
男女の心は揺れ、迷い、動く。

時代の空気を鋭敏に感じ取る9人の作家が、
恋人たちの現在(いま)を描いた、珠玉の恋愛アンソロジー。
(オール書下ろし&オリジナル)
(祥伝社販売課飯島オススメの一冊)

OLだって疲れてる! ごもっともです。
女性作家による9つのラブストーリーで恋に浸りましょう。

この中で一番、唯川恵さんの内容に惹かれました。

キーワード・・「何も心配することはない」
二人の愛が感じ取れました。
信じることも大切なんですね。


唯川恵さんは金沢生まれ。OLを10年続けて退職。
気に入っている作品は
「シフォンの風/夜明け前に会いたい/肩ごしの恋人/キスよりせつなく/めまい」
エッセイも好きです!!
おとな〜な考え方。私のイチオシです。


*唯川 恵2*

私のお薦めな本 その1

OL三年目の佐和。
会社に申し分のない邦夫という恋人。

その中でいろいろな主人公に魅了される。
まずは、友人の沙奈江とその不倫相手の上司。
邦夫に恋する後輩の友実子。

学生時代に付き合っていた、暁との再会。

その中で、恋をして傷つけあい、人間関係のこじれ。
佐和の考え方に感心したりする。

人生について考えさせられる、自分のための物語。


-ジーンときたシーン-

「・・・あなた(邦夫)は私の言葉より岡(友実子)さんの言葉を信じた。それでもう答えは出てるじゃない」佐和

「・・・でも和田(邦夫)さん。あなたはなんなの。佐和を信じる前に、
彼女(友実子)の言葉を鵜呑みにしてしまうなんでどういうことなの。
あなた、佐和と付き合ってたんでしょう。
だったらわかるはずじゃない。
佐和がそんな女の子じゃないってことが」沙奈江

「・・・少し生きていく方向が違ってるだけよ。暁はすごく素敵だわ」佐和

自分も最初から何にもわかってなどいなかったのだ。
結婚することも。恋することも。
ただ、生意気にわかったような顔をして、傲慢に
わかったようなことを口にしていただけ。