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気まぐれ旅紀行神戸編前編 Date H14 3/22〜24 その1 |
神戸に行こうと計画したのは、 鎌倉へ旅して2週間経ったころだった気がします。 ノー天気なくせに色々と考えてしまうクセがあって疲れ果てている自分。 気まぐれとは名ばかりで、傷心旅行だったりする。 この旅行は、再出発するための旅行にしたいと願う。 私が私らしくあるために、再確認したいからでもあります。 散歩も気まぐれでぶらぶらするだけでもぜんぜん違ってきます。 遠くへ行って、もっと孤独と戦うにはいい機会です。 ネットクイーンになれてこんな私の心境を書けるのは、何かの縁です。 良かったら最後まで読んでいって下さい。 |
3/22(金) 母に内緒にしていたのに、 今朝「あんた、今日から神戸に行くんでしょ?」 と言われた? バレてるではないですかぁ!!笑 「何で知ってるの?」と思わず口にしていた。 ___まぁ いいかぁ? 父には「女性の独り旅は、 自殺が多いからなぁ? 気をつけて行ってこいよ。」と。 たまには心配してくれるんだ・・・ と少し嬉しくなったりした。 だんだん、親には独りで消える訳が 理解されたようです。 ひとまず、一安心。 |
旧 サッスーン邸 |
出発したのは、8:00頃。 その頃は、日が照っていてぽかぽかしていた。 のぞみ9号 博多行 9:53発に乗る。 A席→窓際 わぁ〜い。 今の時代は、便利なもので、切符と同じようにみどりの窓口 にて機械で購入できる。 画期的な機械に感動。 新神戸駅に12:41に着いた。 そこから地下鉄 山手線で三宮の向かう。 エスカレーターで左に乗っていたら(関東式) 私だけ左にいた!笑。 関西はあんまり急がない人ようは、右に乗ることが解った。 コインロッカーに荷物を押し入れて 異人館めぐりの始まりです。 |
雨が降り出してきて、少し肌寒く感じられました。 北野坂を登っていく。 細い坂道が迷路のようになっていて レトロな感じでモダンな景色が続く。 1.神戸北野美術館(ホワイトハウスを修復したときに設立) 永田 萌さんの世界が拡がる ファンタジックな作品が並ぶ 2.香りの家オランダ館(大正から昭和初期に建てられた木造2階建) →その他 デンマーク館 オーストリアの館 一言でいうと重々しくて息が苦しくなりました。 ギロチンとか、そんなことが頻繁に行われている時代。 ハプスブルク家の歴史とか、マリーアントワネットの生涯。 音楽は、モーツァールトが流れていて、 胸が苦しくなってきて大変でした。 ふと、北野東公園に立ち寄る。 |
猫がやたら居て和みモード |
3.風見鶏の館(国の重要文化財) これは、NHKのTVドラマで有名になった建物だそうです。 テラスとか造りが本当に文明開化期の日本で、さまざまに活躍した外国人の生活が蘇ってくるようでした。 屋根の上の避雷針に取り付けた風見鶏が目を引く。 当時としては、斬新な設計。 4.萌黄(Moegi)の館 1903年(明治36)(国の重要文化財指定) 私がもっとも気に入った美しく印象的な洋館です。 ここなら住んでみたいなぁと感じさせました。 名称通りペイントされた萌黄色の色合いがなんとも和み、ベランダに出て、しばし、ぼんやり眺めた。 震災後、復元されていますが、当時の写真が置いてあったり 庭園も公開されていて、震災そのまま落ちた煙突が復元されていて 面影が伝わってくるかのようでした。 この庭で、小さなガーデンパーティなんかしたら素敵なんだろうなぁ。 |
風見鶏の館 |
5.旧サッス-ン邸 小さなチャペルができるくらいのスペースと、パーティもできる部屋もありました。 シンデレラになったような気持ちにさせてくれます。 「ガーデンには二人で、手をつないで歩くと、幸せになれる」といわれるパールファンタジーがあったりして、ひとりでしたが笑!! シンデレラになった気分で、貸切状態で遊んでいた私です。 結ばれた人と将来 歩いてたらいいな。 永遠の愛を誓ってたりして!! 6.プラトン装飾美術館(イタリア館) 溢れんばかりの彫刻が施された19世紀イタリアの彫刻家 ビクター・エモーヌ作の家具を始め、 ミレー、コローのエッチング作品などで飾られた部屋を 館主がひとつひとつ丁寧に案内してくれました。 ワイン倉庫をまじかで拝見させていただいて、感動していた私です。 日本は風景画が主ですが、イタリアなどの国は、人物画が多く飾ってありました。 ほとんどの洋館には、使用人部屋があって当時の様子が伺えました。 やはり裕福な生活だったのでしょうか? |
歩き疲れたので、喫茶へ足を伸ばそうと、北野坂を下っていた。 そこでベンの家にいたおばさんにとめられる。 仲良くお話してしまって笑!?結局、営業に乗せられてチケット購入。 あんまり興味のなかった私は、ふらふらと入っていった。 絵画が飾られていたのですが、鳥の死んだ絵とか洋館長屋では動物の皮のジュータンがあったり、鹿の燻製を見つけて怖くなる。 重々しいまま、そこにいた家族で経営していたと思える男性にまた進められる。 かなり、切れそうになり、「また今度 行きますね。」と笑顔で答え その場を後にした私でした。(正直でごめんない) |
そのあと、喫茶に入り一息。 ケーキをほおばり幸せ気分。 そのあと、三宮/旧居留地/元町周辺をぶらり散歩する。 その頃には雨が上がっていて 夕焼けとともに良い景色を楽しめた。 一日目は、ひそかに終わる。 |
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No.4 |