No.6
後編 その3
3/23 (土)

神戸駅に到着して
まずは宿に荷物を置きに行く。

しかし、エスカレーターを右に乗るのはまだ慣れていない。

風が強く、宿まで意外に遠く感じられた。
やっと、一段落ついて

ハーバランドの玄関口「DUO 神戸」を歩く
町並みがやはり洗練されていて綺麗でした。

駅をはさんで 西側 山の手 東側 浜の手 と呼ばれている。
ほとんど「浜の手」でうようよしていた。

「OGASTA PLAZA」でウィンドウ ショッピングを愉しむ。
やはり、落ち着く。

そこで「BOBBY CARSON」という洋服店が目にはいる。
私好みの服が店内に並んでいた。
関西にしかなくて2店舗だけと伺った。思わず見入る。
洋服を購入。少しふんぱつしてしまった。
まぁ いいかぁ。
↑ちなみに写真の洋服は買っていません笑。
プリントがbirdを購入しました。(やっぱりbirdよね?笑)
迷っていたのでひとつは写真に収めてみました。
「POLISH」という雑貨屋さんも私の心を魅了してくれました。
私好みの雑貨が綺麗にディスプレイされていて感激しました。

ここで知り合い方へのお土産をご購入。
ひとつひとつ丁寧に包んでいただいて、とても親切な対応でした。

贈り物を買うのにはもってこいのところといえます。
この店も関西しかなく、2店舗とのこと。
また、旅したらぜひ寄りたい店のひとつです。

あっという間に夕方になり、カフェでお茶をして
明日は観覧車に乗ろうと決意する。


3/24 (日) とうとう最終日
本日は快晴。
なんともいいお知らせかしら!
しかし、体調が悪いことに気が付く。


散歩をしながら
休み休み足を進めていきました。
ハーバーランドのモザイクガーデンへ行く。

なんとも観覧車が綺麗で
撮ってしまいました。
後で乗ろうと決意する。

モザイクガーデンからメリケンパークまで歩く。
すたすたと。

空は晴れているのに天気雨が私をおそう。
何だか私の心をあらわしているかのようです。

神戸湾を観まわし、水平線を眺める。
おっとカモメが寄ってきます。
葵隊と名づける私。仲間だ・・・!!


ふと、海を覗くと、くらげが沢山生息していた。
ちょっぴり怖かった。

ふらりふらりと歩いていくと、「神戸海洋博物館」の外で
フリマが開催されていた。
とてもにぎわっていて、和んでいた。


被災後を保存する
「神戸港 震災メモリアルパ−ク」へ行く。
野外展示に見入る。

「兵庫南部地震」とは・・・・。
1955/1/17に神戸を襲った地震です。

被災したままの姿で、保存してあった。
シャッタ−を思わず切っていた・・・。

展示には、
復旧過程/修復計画などが、紹介されていた。

ぜひ、神戸へいらしたときは
一度は観ていただきたいスポットだと思います。

神戸って頑張ったんだなぁ
というのを実感するはずです。

メリケンパークの一角の壁には
「神戸頑張れメッセージ」が
刻まれていた。

今なお、忘れて欲しくない出来事だと思います。
心のどこかにあって欲しいです。
忘れないで欲しいです。

私からのお願いでもあります。










そこで、ありふれた「神戸ポートタワー」で景色を堪能。
市街地が良く見渡せて綺麗でした。

高いところが好きなので、ずっと見入っていた私です。
回転カフェもあって笑えた。

帰りの散歩道で、犬と出逢った。
なんとも和む。

好きなだけたわむれて、モザイクガーデンへ戻る。
やっとの思いで、大好きな観覧車に乗った。
とてもわくわくしていた、
ポートタワーで見るより遥かに、神戸湾を一望できた。

「Magic house」へ200円を払い、 好奇心で入る。
立っていられないほど急な坂になっていて
水が上へ上がってたりして〜!

なんとも不思議な体験をしました笑。
駅に向かう途中に、キリンに出逢った。

そこで待ち合わせると
カップルが幸せになれるという伝説。

王子様は現れるかしら?
↑単なるアホ

いつかは、ここで大切な人と
待ち合わせしたいなぁと思いつつ・・・。


景色を堪能しながら
ハーバランドを後にした・・・。
阪急神戸線で、「御影」へ移動。

「高杉」という洋菓子店へ向かう。
食べて行きたい気持ちを抑え(昨日の洋服の代わりに我慢)
知り合いにお土産だけを買って店を後にする。

次回は立ち寄ろうと決意して・・・。

阪神本線へと向かう途中。
緑に囲まれた高級住宅街を目に焼き付ける。←目の保養だったりする!?
素敵なお屋敷が並んでいて、いい気分にさせてくれる。

ケーキ屋/パン屋さんをあちこちで見かけた。


さすがに「御影」である。


その途中で学校を通り過ぎる。

学生に声をかけられ、ふとほほえんでいた。

どんな風に感じたかなぁと・・・

どきまぎしながらこの場を去った。→やっぱり、緊張していました笑。

___なんだか、そんな自分が笑えた。


「芦屋」へ移動する。


明治/大正から続く高級住宅街地。

センスの良い店が並び、何だか気分は浮かれ放題。

芦屋川沿いをすたすたと歩く


桜は五分咲き。来週が身頃かな?


とてつもなく満足感。

一人旅って自由を実感する。

公園でひとやすみ。

心地よい風が私を癒した。


レトロな魅力が私を熱くさせてくれる。

色々と心の整理をする場所には、もってこいの場所といえた。


帰り道「リブゴーシュ」というワインショップへ入る。

そこの夫婦に出会い、親しくなった。

ワイン倉庫も見せていただいて、気分が良くなる。

ワインも飲ませていただいて、楽しくおしゃべりに花を咲かせていました。


「この辺は、道がすいているから、急な来客がきても午前中で一回りできて食材もすぐそろえられる。」
と語っていました。


なんだか、そんなところに住んでいるなんて羨ましくなった。

もし、近い将来にまた訪れたとき、住みたいなぁと感じることが
あったら、真剣に考えてみようとふと思った。

お土産に、二本買った。
少し重たかったが私の心より重たくてよかった。


ほろ酔い気分のまま、奥様の進めで、芦屋川沿いの「犬の評論会」を観に行く。
朝と夕方楽しめるというので足を早める。

確かに高そうな品の高い犬たちが勢ぞろい。
褒めあったり忙しそうだ。
しかし、かわいい犬たちをまじかでみられて嬉しかったです。

笑顔のままの私。酔いが回ってきたかな?笑


犬たちに別れをして、芦屋をあとにする。
窓から見える夕日が私の心を落ち着かせてくれた。
涙が出てきた。 少しばかし恥ずかしかったが,
車内は、がらがらでだった・・・。


新大阪へ到着。

なんとも人がわんさかいてうんざりした。
のぞみ 18:27発 東京行きに乗る。

また、窓際 笑いが込み上げる←かなりアホ

駅弁を、景色を見ながら堪能する。


「あ〜やっぱりたけのこご飯よ・・・。」と
つぶやき。。
最後の締めは駅弁で・・・


今回の旅で得たこと

1.何かが吹っ切れていた自分。
2.傷は旅で癒すべし。


まさに、今の私にしっくりきた。
これから再出発する葵を御覧あれ♪

ここまで詠んでくれてありがとう。

これから、頑張っていきます。



青木 葵
No.6